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「学習効果を得るには、まず学習を習慣にすることが大切」ということは、英語に限らず、さまざまな分野でいわれています。

しかし、実際に学習を習慣化するのはなかなか難しいものです。学習意欲はあるけれど、習慣化までには至らず、何度も挫折しているという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、習慣化のコツを解説し、スキマ時間で習慣化を促せるアクションを紹介します。

新しい習慣を作るには、どれくらいの期間が必要?

行動が習慣として身に付くまでには、ある程度の期間が必要です。それでは、どれくらいの期間を継続する必要があるのでしょうか。

新たな習慣が身に付くまでの時間には、諸説あります。通説では21日程度といわれていますが、別の研究では平均66日程度かかるという結果も出ています。

21日間、66日間という期間は、もしかすると多くの方の予想よりも長いかもしれません。3週間~2ヵ月以上経っていないうちは、まだ学習することが習慣になっておらず、学習に対する負担を感じやすい時期ともいえるでしょう。

英語学習の習慣化に成功して、毎日当たり前のこととして学習に取り組めるようになれば、学習効率はぐんと上がります。このあとに紹介する習慣化アクションを、ひとまず3週間~2ヵ月程度は継続することを目標にしてみてください。

関連記事:
英語学習のモチベーションを維持する7つの方法!やる気が出ない時の対処法も紹介

英語学習を習慣化するためのコツ

英語学習を習慣化するには、いくつかコツがあります。習慣化が上手な方とそうでない方がいるのではなく、習慣化のコツを知って実践している方と、そうではない方がいる、というだけです。

「自分はいつも、学習習慣を身に付けられずに挫折してしまう」と悩んでいる方は、ぜひこれから紹介するコツを押さえて、日々の過ごし方を見直してみてください。

短時間でも良いので、毎日必ず勉強する

最初に紹介するコツは、毎日必ず勉強することです。「毎日必ず」というと負担が大きく感じるかもしれませんが、一日あたりの時間は短くても構いません。一日30分ほどの時間を英語学習に充てるだけでも、効果は十分に見込めます。

このときのポイントは、自分の生活のルーティンに英語学習を組み込むことです。例えば、「朝起きて、コーヒーを飲んだあとに少し勉強する」「退社後、カフェで30分だけ勉強してから帰宅する」というように組み込んでみてください。このように、別の習慣と結びつけることで新たな習慣になりやすくなります。

こういったことを毎日行なうと、「muscle memory」としての英語スキルが長期的に定着していくでしょう。最初に日々のスキマ時間を把握するとともに、短時間でできる学習法などをまとめておくとスムーズに学習を始められます。

まずは興味・関心のあることから始める

英語学習を始めるにあたって、「自分に必要な勉強」から手をつけようとするのは、自然なことです。しかし、学習内容にあまり興味・関心を持てないと、そのこと自体が習慣化の妨げになってしまうかもしれません。

退屈な勉強をコツコツと続けて日々の習慣にするというのは、容易なことではないでしょう。たとえ意志が強い人であっても、自分が興味を持てないことを延々と続けるのは困難なものです。

まずは「興味・関心のあるもの」を対象に選んで、学習を始めてみてください。好きなことや、気になっていることに関連するテーマで学習すると、知識も入りやすくなり、勉強が楽しくなっていくはずです。

そして、勉強することに慣れてきたら、徐々に「今の自分に必要な勉強」に移っていくとよいでしょう。

常に「これは英語で何と言うんだろう?」という疑問を持つ

普段何気なく使う物の名前や、心に浮かんだ考えなどを、英語で表現するクセをつけていきましょう。

目に入ったものや思い浮かんだことを、英語でどのように表すのかを考えることで、「英語筋」が少しずつ着実に鍛えられていきます。これを続けていき、無意識に頭のなかで英語表現が浮かぶようになれば、かなり力がついてきている証拠です。

もし、単語や文法がわからなければ、その都度しっかりと調べるようにしましょう。このとき、可能な限り口に出してその表現を使ってみるのがポイントです。一度調べて「そう表現するのか」と納得して終わるのではなく、アウトプットまできちんと実行することで、知識が定着しやすくなります。

サボってしまう日があっても落ち込まない

忙しい日々を送るなかで、どうしても英語の勉強ができないという日もあるでしょう。そのようなときでも「サボってしまった……」と落ち込まないことが、習慣化のためには非常に大切なポイントです。

例えば、ダイエットを成功させるうえで、食べ過ぎた日に自暴自棄にならないことが大切だ、という話を聞いたことはないでしょうか?英語学習もこれと同じです。

一度自己嫌悪に陥ると、「もうどうでもいいや」「どうせ続けられない」という気持ちが大きくなり、無意識に英語学習から遠ざかってしまうかもしれません。

このような事態は避けたいものです。勉強ができなかった日もあまり自分を責めずに、「また明日から頑張ろう」と気持ちを切り替えてください。

なお、長く英語学習を続けている方であれば、1~2日休んだほうがむしろ新たな気付きを得られて、上達スピードが向上するケースも多々あります。

英語学習を習慣化するための具体的アクション6選

ここからは、英語学習を習慣化するためのアクションを紹介します。どれも数秒から数分程度で実践できるものばかりです。ぜひ、英語学習を習慣化させる第一歩として、スキマ時間にどんどん組み込んでみてください。

英語で日記を書く

毎日英語で日記を書いていき、文を書く訓練をしてみましょう。一日あたり3行の日記を書く「3行日記」でも構いません。習慣化のためには、とにかく毎日継続できるレベルの行動から始めることが大切です。最初はごく簡単な表現でも構わないので、自分の一日を英語で表現してみてください。

英語で日記をつけると、毎日自然に英語を使う習慣がつくことはもちろん、継続することで語彙力やライティング力の向上も見込めます。なお、正しい表現を身に付けるために、書いた英文はネイティブスピーカーに見てもらうのがベストです。

この行動を習慣化するためには、日記を書く時間を固定できると理想的です。日記を書くための媒体は、紙の日記帳でもスマートフォンのメモでも、書きやすいもので構いません。寝る前に書いたり、退勤後の電車でその日の仕事を振り返ったりと、自分に合ったタイミングを考えてみてください。

ポッドキャストで英語の番組を聞く

ポッドキャストとは、インターネット上で配信されている音声番組のことです。世界中で、さまざまなテーマのポッドキャストが配信されており、スマートフォンでも簡単に聞くことができます。

そうしたポッドキャストのなかから英語音声の番組を選んで聞くと、リスニングのトレーニングになります。ポッドキャストのなかには数分程度の音声も多く、習慣化するための学習にとても適しているといえます。

通勤時間などのスキマ時間を活用しても良いですし、「毎日朝7時に再生ボタンを押す」など、時間を決めて取り組むのもよいでしょう。番組のテーマや内容は多岐にわたるため、興味・関心を持てる分野を選ぶのがポイントです。

関連記事:
英語学習におすすめのポッドキャスト13選をレベル別に紹介

スマートフォンの表示を英語に変更する

スマートフォンの画面に表示される言語や、音声認識の言語を英語に変更してみましょう。普段使い慣れたスマートフォンであっても、言語設定を英語に変更するだけで、ちょっとした学習ツールに変身します。

すべての説明が英語で表示されるようになると、これまで馴染みのなかった単語と出会う機会も増えるでしょう。操作しようとするなかで自然に意味を覚えることができ、語彙力強化につながるはずです。

さらに、iPhoneのSiriやAndroidのGoogleアシスタントの言語設定も、英語にしてみましょう。SiriやGoogleアシスタントに英語で話しかければ、他愛もない会話を楽しみながら、自身の発音チェックもできるためおすすめです。

英語で独り言を言ったり、ひとり実況中継をしたりする

生活のなかで、何気なく独り言を口に出してしまうことがあるでしょう。普通に日本語でつぶやくのではなく、それを英語に変換すると、効果的な英語学習に早変わりします。

「今日は朝から雨か……」「お腹減ったなぁ、夕飯は何にしようかな……」などの独り言を、英語でつぶやいてみてください。身近な内容なのになかなか表現が出てこない、といった瞬間こそが、絶好の英語学習のチャンスです。

また、自分の行動や言動を自ら実況中継する「ひとり実況中継」も、英語学習を習慣化するうえでのおすすめのアクションです。プロの実況担当者になったつもりで自分を観察し、「歯を磨き、髪をとかしたあとスーツに着替えます……」など、あらゆるシーンを英語で描写する練習をしてみてください。これを続けることで、生活にまつわる語彙やフレーズの知識を増やしていけるでしょう。

歌詞を見ながら洋楽を聴く

学習と考えると尻込みしてしまうけれど、洋楽を聴くことくらいなら楽しく取り組める、という方は多いのではないでしょうか。

もちろん、ただ洋楽を聞き流すだけでは、学習効果は期待できません。歌詞を聞き取りながら自分でも口ずさみ、意味がわからない箇所は歌詞を確認し、単語やフレーズを覚えるようにすると、立派な英語の勉強になります。

歌詞に出てくる表現を覚えることで語彙力を強化できるのはもちろん、アーティストのものまねをするように歌ってみることで、英語の音やリズムに親しめるでしょう。

なお、こちらの記事では、洋楽を使った英語学習の方法について具体的に解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

参考記事:
洋楽は最高の英語学習ツール!効果的な学習方法と学習上の注意点を紹介

英語のニュースサイトを見る

ニュースは、英語学習の教材の定番ともいえるものです。リアルタイムの出来事を扱っていることもあり、多くの方が興味を持ちやすいという利点があります。国際的なニュースであればすでに内容を知っていることも多く、スムーズに読み進めていけるでしょう。

しかし、なかには「一記事丸々読むのは時間がかかるうえに難易度が高い」と感じる方もいるのではないでしょうか。その場合は、ヘッドライン(見出し)のみを拾って読んでいくだけでも構いません。習慣化のために最初はなるべく負荷を少なく設定し、慣れてきたら、少しずつ読む分量を増やしていきましょう。

以下に、おすすめのニュースサイトをいくつか挙げました。自分に合いそうなものを選んで、ぜひ学習に取り入れてみてください。

VOA Learning English
アメリカ政府発信の「Voice of America」を英語学習者向けに編集したサイトです。コンテンツがレベル別に用意されており、教師への質問もできます。

Nippon.com
日本についてのニュースを扱うサイトです。話題が豊富なので、興味を持てるニュースが見つかるはずです。同じ記事を英語と日本語の両方で読むこともできます。

The Japan Times ST オンライン
日本発の英字新聞「The Japan Times」のサイトで、同じニュースを英語と日本語の両方で読むことができます。語彙や文法の解説も付いています。

英語学習の習慣は、あなたの英語力を飛躍的に上げる!

食事のあとに歯磨きをするように、当たり前のこととして英語学習に取り組めるようになれば、自然と学習効率も上がり、英語力も向上していきます。

英語学習の習慣を身に付けるには、ある程度の時間がかかるため、この記事で紹介したアクションを3週間~2ヵ月以上続けてみてください。あまり気負いすぎず、短時間でも毎日勉強に取りかかることが大切です。

短時間で良いとはいえ、自分ではなかなか習慣化が難しいという方には、GSETのレッスンをおすすめします。GSETのレッスンは、週1日のマンツーマンレッスンと週6日のオンライン宿題トレーニングで構成されているため、強制的に学習を習慣化させることができます。

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