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ビジネスのグローバル化が進むなか、会議が英語で行なわれることも多くなってきました。しかし、英語に慣れないうちは、英語での会議に大きな不安を覚えることでしょう。

この記事では、会議で使える便利な英語表現の紹介はもちろん、英語で会議に参加する際のポイントも解説します。会議に対する不安への対処法を知り、自信を持って参加できるようになりたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

なお、例文は音声付きで掲載しているので、トレーニングにも活用していただければと思います。

英語で会議に臨む際のポイント

まずは、英語で会議に参加する際の心構えとして、3つのポイントをお伝えします。日本語での会議と重なる部分もあれば、少し異なる部分もあります。ぜひ一度、目を通してみてください。

会議の目的とアジェンダをあらかじめ確認しておく

どのような会議にも開催目的があり、参加者には目的とともにアジェンダも共有されていることが大半です。会議に臨む前には、ゴールと内容を必ず確認しておきましょう。そのうえで、議論の前提となる知識をインプットします。

そこまで準備を整えたうえで、当日の議論の流れをイメージしながら、自分が発言したいことを考えておきましょう。

わからないことがあればすぐに質問する

会議の場では、重要な決定が下されることも珍しくありません。不明点をそのままにしていると、思わぬ方向に話が進んでしまう可能性もあります。

もし会議のなかで疑問が生じたら必ず質問して、認識が合っているか確かめましょう。最初は質問する際に勇気がいるかもしれませんが、わからないことよりも、わからないことを放置するほうが恥ずかしいと考えて、気負わずに質問してみてください。

関連記事:
英会話で相手に質問したい!便利なフレーズと会話のコツを紹介

積極的に発言する

国際的に見ると、日本人は比較的控えめで、会議の場でも無口になりやすい傾向にあります。しかし、グローバルビジネスでは、控えめな態度がマイナスになることも多いのが事実です。

英語で開催される会議は、積極的な参加姿勢を評価する、グローバルな価値観で進められることが多いはずです。そこに参加するなら、いつもより積極的な発言を心がけましょう。自分の考えや思うところを明確に伝えることが重要なので、「間違っていないかな」と不安になりすぎず、臆せず意見を言ってください。

会議で使える英語表現(1)開始前の自己紹介・雑談

ここからは、会議のシーンごとによく使う表現を紹介します。まずは、会議が始まる前のシーンから見ていきましょう。

会議開始前の雑談は、その後の議論の潤滑油になります。できれば、挨拶や自己紹介を事前に済ませて、なごやかな雰囲気で会議を始めたいものです。

初対面の人に挨拶する

・How do you do?
はじめまして。

・I’m TARO YAMADA.
山田太郎と申します。

・Nice to meet you.
お会いできて光栄です。

・I’ve heard a lot about you.
お噂はかねがね伺っております。

自己紹介をする

・Let me introduce myself.
自己紹介をさせてください。

・I’m involved in a new development project.
私は新規開発プロジェクトに関わっています。

・I’m in charge of the video production department.
私は映像制作部門の責任者です。
→“in charge of~”で「~の責任者である」という意味になります。

雑談する

・How long have you been working here?
ここで働いてどのくらいになりますか?

・I’ve been working here for 7 months.
7ヵ月になります。

・How are things going in the finance department in Japan?
日本の財務部門の状況はどうですか?

・Things are going well.
うまくいっています。

・It’s hot/cold today, isn’t it?
今日は暑い/寒いですね。

・Yes it is
そうですね。

・How was your weekend?
週末はどうでしたか?

・It was wonderful.
すばらしかったです。

顔見知りの同僚にも声をかける

・How are you doing John?
ジョンさん、お元気ですか?

・I’m doing fine. How about you?
元気でやっています。あなたはどうですか?

会議で使える英語表現(2)会議を始める・アジェンダを示す

それでは、会議の始まりです。進行役は、最初に会議の目的とアジェンダを示します。

開始を宣言する

・Right, shall we get started?
さて、それでは始めましょうか?

・Let’s get down to business.
本題に入りましょう。

・May I have your attention, please?
皆様、よろしいでしょうか?

・I’d like to get things started.
では、始めたいと思います。

目的を確認する

・The purpose of this meeting is to discuss the new project.
この会議の目的は、新しいプロジェクトについて話し合うことです。

・Our objective today is to discuss the marketing strategy for the new product.
今日の目的は、新製品のマーケティング戦略について話し合うことです。

アジェンダを示す

・The agenda is as shown on the screen.
アジェンダはスクリーンに示されているとおりです。

・Firstly we are going to talk about ○○, secondly △△, and finally ××.
最初に○○、次に△△、最後に××について話し合います。

・Let’s start with the first item on the agenda.
では、最初の議題から始めましょう。

会議で使える英語表現(3)議論を進める

進行役は参加者の発言を促し、それぞれの意見を整理していきます。

議論を始める・意見を求める

・Perhaps I should start by outlining my view on the first item.
まずは、私から最初の項目について意見を述べさせていただきます。

・Mr. Yamada, could you introduce the first item?
山田さん、最初の項目から始めていただけますか?

・What do you think we should do?
我々はどうすべきだと思いますか?

・Could you discuss the topic in detail?
この問題について、具体的に議論していただけますか?

・Do you have any questions?
質問はありますか?

議論を先に進める

・We’ll come to that point later.
その点については、あとで戻りましょう。

・Can we leave this point now and move on to the next item?
この点はこのくらいにして、次の項目に進みませんか?

・I suggest that we deal with this in another meeting.
この点は、次回のミーティングで取り上げることを提案します。

・Now, let’s go on to the next item.
次の項目に移りましょう。

議論を整理する

・Let’s organize the situation.
状況を整理しましょう。

・This is an interesting discussion, but it’s off topic.
これは興味深い議論ですが、論点からずれています。

・Let’s go back to the subject.
本題に戻りましょう。

会議が進むにつれて、話が論点からずれていくこともよくあります。そのときは、ただ「論点からずれています」と指摘するだけでなく、「興味深い議論ですが……」と前置きをすることで、相手に敬意を示しながら議論の方向を修正するとよいでしょう。

会議で使える英語表現(4)意見を述べる

自分の意見を述べる際に使える表現です。

・It might be the case that~.
~という可能性もあると思います。

・I would say that~.
~ということが言えると思います。

・It seems to me that~.
私は~だと思います。

・In my opinion,~.
私の意見では、~です。

・I’m sure that~.
~だと確信しています。

これらの表現は上から下に進むにつれて、確信度が上がっていきます。状況に合わせてこの5つを使い分けられると、意見の強さも含めてしっかり相手に伝えられるでしょう。なお「~」の部分には、主語と動詞を含む「節」が入ります。

会議で使える英語表現(5)質問する・質問に答える

議論は質問によって深まります。うまく質問するためのフレーズをいくつか覚えておくと、より会議に貢献できるでしょう。

また、相手に質問されて即座に答えられないときのために、返答用のフレーズを覚えておくことも大切です。

質問を切り出す

・May I interrupt?
少しよろしいでしょうか?

・I have a question.
質問があります。

不明な点を尋ねる

・I don’t understand~.
~について、よくわかりません。

・Could you explain that again, please?
もう一度ご説明いただけますか?

・I’m not sure I understand. Do you mean~?
正しく理解できているか自信がないのですが、~という意味ですか?

・Could you give us some more details?
もう少し詳しく教えていただけますか?

相手の意見を聞く

・May I ask your opinion?
あなたの意見はいかがですか?

・What do you think about~?
~についてどう思いますか?

議論を深めるために質問する

・Could you tell me why it’s important?
それがなぜ重要か、お教えいただけますか?

・Do you realize that~?
~という点にはお気付きでしょうか?

・Have you taken into account ◯◯?
◯◯については考慮しましたか?

質問に答えるための時間稼ぎ

・You raised an important point there
重要な点をご指摘いただきました。

・That’s a very good/difficult question.
非常に良い/難しい質問ですね。

質問に答えることを避ける

・Well, it’s rather difficult to say at present.
今すぐにお答えするのは難しいです。

・I’m afraid I don’t have enough information to answer your question at the moment.
すみません、正しくお答えするための情報を現在持っておりません。

会議で使える英語表現(6)結論を出す

会議が終盤に差しかかり、議論をまとめる段階になったら、以下のようなフレーズを使いましょう。

会議をまとめに入る

・We’re running out of time.
時間がなくなってきました。

・I think we’ve discussed everything.
すべて話し合ったように思います。

多数決をとる

・Let’s take a vote.
多数決をとりましょう。

・All in favor? Those against?
賛成の方?反対の方?

決定事項を確認する

・To summarize, we have decided to ~.
要約すると、~するということに決定しました。

・Do you have any final questions?
最後に、何か質問はありますか?

会議で使える英語(7)会議を終了する

いよいよ会議をクローズします。今後も同じメンバーでミーティングを行なうときは、次回の日時を確認しておくとよいでしょう。

次回のミーティングについて確認する

・Can we set a time for our next meeting?
次回のミーティング日時を決めておきましょうか?

・I’d like to confirm the date and location by next week.
来週までに日時と場所を確認いたします。

会議を締める

・This concludes our meeting.
会議を終わります。

・Thank you for your participation today.
皆様、本日はご参加ありがとうございました。

会議で英語が伝わらない……と悩む方へのアドバイス

「正しい表現で話しているはずなのに、なぜか自分の英語は伝わらない」と悩んでいませんか?そのような場合、「日本語のやり方で英文を読んでいるだけ」になっている可能性があります。

日本語と英語では、「発声」「音」「リズム」の3点が大きく異なります。正しい英文を読んでいても、音声面の基礎スキルがきちんと身に付いていないと、どうしても相手にとって聞き取りづらい英語になってしまいます。フレーズを覚えることも大切ですが、まずは英語ならではの発声・音・リズムを習得することが必要です。

正しい発声・音・リズムが身に付くことで、スピーキング力だけでなくリスニング力も向上します。自分が話せる音は、相手から発されてもきちんと認識できるからです。したがって、発声・音・リズムのスキルを習得すると、相手の会話内容や回答を自然と瞬時に理解できるようになるでしょう。

また、即座に英語表現が出てこない場合は、英語用の思考回路の開拓が必要です。日本語を介して考えるのではなく、考えと英語を直接結び付けるように意識してみてください。最初は大変かもしれませんが、次第に思考回路が構築されていきます。

ただし、これらのスキルは、独学では難しいものばかりです。誤った内容を学習してしまわないよう、ネイティブスピーカーのフィードバックを受けながら、適切な方法で訓練を重ねましょう。

会議に役立つ英語表現をマスターして、積極的に発言しよう!

グローバルなビジネスの場では、積極的な発言が求められます。英語で行なわれる会議に出席する場合、控えめにならず、臆せず意見を述べるようにしましょう。わからないことがあれば即座に質問して、自分の認識が正しいかどうか確かめることも大切です。

今回紹介したフレーズを何度も練習して、すぐに口から出てくるようにすれば、自信を持って会議に参加できるでしょう。ただし、その前提として、英語の発声・音・リズムが身に付いていることが重要です。

「正しいフレーズを話しているのになぜか伝わらない」とお悩みの方、「効率的に英語力を高めたい」と思っている方は、ぜひGSETでのトレーニングをご検討ください。

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