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英語で自己紹介する!便利なフレーズ26選と、好印象を与えるコツについて解説
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「英語での自己紹介は難しい……」「なにを話せばいいのかよくわからない……」と感じている方は少なくないでしょう。
英語の自己紹介では、事前準備が最重要です。話す内容をあらかじめ考えて順序立てておくことで、気持ちに余裕が生まれます。そのうえで、頭に入れておいた英語フレーズを落ち着いて活用すれば、緊張せずスマートに自己紹介ができるはずです。
この記事では、英語で自己紹介をする際に役立つフレーズと、相手に好印象を与えるコツを紹介します。相手とより良い関係を築くためにも、ぜひ参考にしてください。
英語の自己紹介の流れと便利なフレーズ26選
まずは、自己紹介でよく用いる定番のフレーズを紹介します。
最初の挨拶から、仕事や趣味、家族などについての説明、会話を終えるフレーズまで順番に紹介していくので、ぜひ実際に使ってみてください。
英語での自己紹介の流れ(1)挨拶をする
・Hi.
こんにちは。 ※カジュアルな表現
・Hello.
こんにちは。 ※ビジネスシーンでも使える表現
・Good morning.
おはようございます。
・Good afternoon.
こんにちは。 ※午後の表現
・Good evening.
こんにちは。 ※夕方以降の表現
・Nice to meet you.
お会いできて光栄です。
どの表現を使ったら良いか迷った場合には、カジュアルな印象が強い”Hi.”は、避けるのが無難です。
複数人に向けての挨拶をする場合には、HelloやGood morning / afternoon / eveningがより多く使われる傾向にあります。
英語での自己紹介の流れ(2)名前を伝える
挨拶が終わったら、自分の名前を相手に伝えます。
・Hi. I’m Masahiro from Japan.
こんにちは、日本から来たマサヒロです。
日本人の名前は、外国人にはなじみがないため、覚えてもらいにくいことがあります。特に、上の例文のような4文字以上の名前は難しいため、あらかじめ呼びやすいニックネームを決めておくとよいでしょう。
カジュアルな場面であれば、ファーストネームのみで自己紹介しても問題ありません。
・Hi. I’m Masa from Japan.
こんにちは、日本から来たマサです。
ビジネスシーンであれば、ラストネームも名乗ったほうが良いのですが、ほとんどの人はラストネームまでは覚えてくれません。そのため、「~と呼んでください」と伝えましょう。
・Hello. My name is Hiroyuki Takada. Please call me “Hiro”.
こんにちは、私の名前はタカダヒロユキです。ヒロと呼んでください。
英語での自己紹介の流れ(3)出身地について話す
「単一民族国家」などと呼ばれる日本とは異なり、海外の多くの国には、世界中のさまざまな国や地域から人が集まっています。したがって、英語で自己紹介をする場合には、自分が日本出身であることを伝えましょう。
東京や大阪など外国人にもなじみ深い都市であれば、「○○出身で○○育ち」のようにもっと詳しく話すと、その後の会話が広がるきっかけにもなるかもしれません。
・I’m Yoko from Tokyo, Japan.
私は日本の東京から来たヨウコです。
・I was born and raised in Sapporo.
私は札幌で生まれ育ちました。
・I’m from Tokyo, but I was born in Osaka.
私は東京から来ましたが、生まれは大阪です。
英語での自己紹介の流れ(4)家族について話す
家族について伝える場合は、以下のように家族の人数や兄弟、子どもの有無、ペットについて話すとよいでしょう。
・何人家族か
・兄弟はいるか
・子どもがいるなら、娘なのか息子なのか
・ペットを飼っていたら種類(犬、猫、ウサギなど)
特に、ペットの話題は万国共通で盛り上がります。ペットを飼っている人は、ぜひ自己紹介にペットについての話題を取り入れてみてください。
・We are 4 in our family – my wife, two daughters, and me. We also have two dogs and a cat.
我が家は妻、2人の娘と私の4人家族です。犬を2匹と猫を1匹飼っています。
・I’m still single and live with my parents.
私はまだ独身で、両親と一緒に暮らしています。
ちなみに自己紹介では、初対面で相手のことを知らない状態です。離婚や死別など、ネガティブな印象を与える話題には触れないようにしましょう。
英語での自己紹介の流れ(5)仕事や学校について話す
社会人の場合は、会社名や担当業務について伝えます。
・I’m working for XYZ company.
私はXYZ社で働いています。
・I’m in charge of the video production department.
私は映像制作部の責任者です。
なお、具体的に会社名を明かさず、「会社員です」とだけ伝えたい場合は以下の表現を用います。
・I’m an office worker.
私は会社員です。
学生の場合は、学年や専攻について伝えるとよいでしょう。
・I’m a college student in Japan. My major is Psychology.
私は日本で大学に通っています。専攻は心理学です。
・I’m a junior in high school.
私は高校2年生です。
ちなみに、アメリカ英語では、日本の高校1年生から3年生を以下のように呼ぶので覚えておきましょう。
・1年生=10th grade = sophomore
・2年生=11th grade = junior
・3年生=12th grade = senior
英語での自己紹介の流れ(6)趣味について話す
趣味についての話は、会話のきっかけになりやすいため、積極的に自己紹介に取り入れていきましょう。
・I love playing tennis and I play twice a week with my friend.
私はテニスをするのが好きで、友人と週2回プレーしています。
・I like watching baseball and my favorite team is the New York Yankees.
私は野球観戦が好きで、ヤンキースのファンです。
上記のようにできるだけ具体的に話すと、相手との会話が大きく弾む可能性もあります
「週2回もテニスをしているのですね!ぜひ今度一緒にプレーしませんか?」「私もヤンキースファンです。今度一緒に球場に行きましょう!」といった嬉しいお誘いが来るかもしれません。
英語での自己紹介の流れ(7)気の利いた言葉で会話を終える
自己紹介の最後には、必ず一言締めの言葉を入れましょう。
締めの言葉や最後の挨拶がないと、相手に失礼な印象を与えてしまい、せっかくの自己紹介が台なしになってしまうので気を付けてください。
・It’s good to talk to you.
あなたとお話しできて良かったです。
・It was nice to meet you.
あなたにお会いできてうれしかったです。
・Nice meeting you.
会えてうれしかったです。 ※カジュアルな表現
・Thank you.
ありがとうございました。
・I look forward to meeting you again.
またお会いできるのを楽しみにしております。
英語の自己紹介で好印象を与えるコツ
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せっかく自己紹介するなら、相手に好印象を与えたいところです。
以下で、英語の自己紹介で相手に好印象を与えるためのコツを4つ紹介するので、ぜひ実践してみてください。
まずは日本語で伝えたい内容をまとめる
まずは、自己紹介で話したい内容を日本語でまとめていきます。
準備もなくいきなり「自己紹介をしなさい」と言われたら、日頃使っている日本語であっても、思ったように話ができない人も多いでしょう。
相手の印象に残る自己紹介をするためには、下準備が大切です。
・出身地について
・家族について
・仕事や学校について
・趣味について
思いつく限りメモ形式で並べていき、最終的に話す順番を考えます。
さらに、以前日本語で自己紹介した際に受けがよかったエピソードなどがあれば、ぜひ英語の自己紹介にも積極的に組み込んでください。例えば、「兄弟が8人いる」「水泳で全国大会に出たことがある」「ハンバーガーを一度に10個食べるくらいの大食いである」といった印象的な話や、クスッと笑える話だと理想的です。
日本人しか知らないようなトピックは避けて、相手が興味を持つような内容をぜひ加えてみてください。
ポジティブな内容のみ話す
自己紹介の内容は、ポジティブなものにしましょう。話し方はもちろん、話の内容によって、相手に与える印象は大きく異なります。
例えば、「ずっとピアノを習っていますが、ほとんど上達していないので、近々やめようと思っています。」などと話すと、相手にネガティブな印象を与えてしまいます。
逆に、「私はずっとピアノを習っています。なかなか上達せず下手くそですが、それでも毎日練習を頑張っています!」と伝えれば、不器用だけど憎めない、頑張り屋さん、といったプラスの印象を与えられます。
このように、伝え方をひと工夫することも、印象アップには不可欠な要素です。
1つのテーマについて掘り下げて話す
趣味や仕事、学校で学んでいる内容について話すときには、「映画を見るのが好きです。」などワンセンテンスで自己紹介を終わらせずに、ぜひ掘り下げて話してみてください。
映画鑑賞が趣味であれば、「どのようなジャンルの映画が好きか?」「好きな映画のタイトルは何か?」「なぜその映画が好きなのか?」など、詳しく話してみましょう。こうすることで、相手もあなたのことをよく理解でき、会話のきっかけができます。
学校について話す場合、例えば大学生ならどうして今の専攻を選んだのか、その専攻で学び卒業したあとは、どのような仕事をしたいと思っているのかなどを話すとよいでしょう。
相手の目を見て笑顔で話す
自己紹介をするときは、必ず相手の目を見て笑顔で話しましょう。英語圏では、会話をする際に相手の目をしっかり見て話すのがマナーとされています。
目を合わせずに話をしていると、オドオドとして自信がなく、会話に興味がないと思われてしまうので要注意です。初対面でマイナスの印象を持たれてしまうことを避けるためにも、この点についてはしっかりと押さえておきましょう。
英語の自己紹介で避けるべき話題
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英語の自己紹介では、避けるべき話題があります。
初対面では自己開示が重要であるとはいえ、話したいことを何でも話して良いわけではありません。以下のようなセンシティブな話題については、極力触れないように注意しましょう。
政治について
自己紹介では、政治については話さないようにするのが無難です。自分の考えを主張することで、間接的に相手の支持する政党や、個人批判につながる場合があるからです。
国の指導者や政策については、個人個人が異なる意見を持っています。相手が政治に強い関心がある可能性を考えると、親しくなるまでは政治の話題を口にしないのが賢明でしょう。
ましてや、自己紹介は初対面の場です。いくらテレビや新聞で大きく政治に関して取り上げられていたとしても、言及は控えることをおすすめします。
宗教について
宗教についても、自己紹介では触れないようにしましょう。
日本では、無宗教の人や複数の宗教を信仰している人も多くいます。文化庁の宗教統計調査によると、令和3年8月現在、日本の人口は約1億2500万人なのに対し、各宗教の合計信仰者数は約1億8300万人と人口を超えています。
しかし海外では、特定の宗教を信仰している人が多く、自身の宗教観について語ることで、相手の信仰する宗教を批判することにつながりかねません。
宗教の違いは、国家間の対立に直結するような非常にセンシティブな問題です。わざわざ自己紹介で話すことはせずに、自分の心のなかにとどめておきましょう。
年齢について
自己紹介では、年齢について話さないようにしましょう。日本を含む東アジアの国には、いわゆる「先輩後輩文化」があり、相手の年齢を確認してから対応を決める、といった風潮がありますが、これは万国共通の文化ではありません。
英語圏では、就職活動で提出する履歴書にも年齢を記載しないなど、年齢で何かを判断、区別するという習慣がそもそもありません。
学生同士では年齢や学年を確認することがよくありますが、社会人以降は初対面で年齢を聞くのは失礼にあたります。
わざわざ自分から「私は何歳です」という習慣もないので、気を付けましょう。
英語での自己紹介は、コツをつかんでスムーズに
本記事では、英語の自己紹介の流れやフレーズ、そして相手に好印象を与えるコツをお伝えしてきました。
自己紹介の事前準備としては、話す内容をあらかじめしっかり練っておくことや、相手の目を見て笑顔で話をすることが非常に重要です。たとえ流暢な英語でスラスラと話ができなくても、話す内容を準備しておくことで、気持ちにも余裕が生まれます。
英語の自己紹介を準備したら、自然に口から出てくるまで、何度も繰り返し練習しましょう。今回紹介したフレーズも取り入れて、印象的な自己紹介をしてみてください。
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